珮後香について

当店は、新元号「令和」発祥の都とされる太宰府にございます。
新しき時代の幕開け、ゆかりの地となり大変光栄なことでありますので、
当店並びに有志の力により、新元号「令和」を記念する品として、
自然で爽やか、更に奥深い優しい香りになるよう調香した「匂い袋」を考案しました。

典拠となった「万葉集」巻五の序文、
「時に、初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」より、
『珮後香』(はいごこう)と名付け、香は文献を参考に当時使用されていた天然香(白檀・丁子など)8種類を独自にブレンドしております。
袋の形や文様も、正倉院に現存する匂い袋を参考にして制作しております。

この匂い袋を身に着け、大伴旅人が『梅花の宴』を催した天平時代当時の雰囲気をお楽しみください。


■備考
●香りをお楽しみいただく商品です。他製品(布、革製品、壁など)へ匂い移りが生じる可能性があります。
●変色を防ぐ為、香袋が一定場所に長期間触れない様、時折場所を変えてご使用ください。
●専用の桐箱に入れてお届けいたします。