【珮後香】万葉の匂い袋【鴛鴦草花文】
新元号令和の典拠となった「万葉集」巻五の序文
「時に、初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」より、『珮後香』(はいごこう)と名付け、香は文献を参考に当時使用されていた天然香(白檀・丁子など)数種類を独自にブレンドしております。
自然で爽やか、更に奥深い優しい香りになるよう調香しました。
袋の形や文様も、正倉院に現存する匂い袋を参考にして制作しております。
特にこちらは、中央で色の違う2枚の布を縫い合わせ、大変手の込んだ贅沢な作りになっております。
この匂い袋を身に着け、大伴旅人が『梅花の宴』を催した天平時代当時の雰囲気をお楽しみください。